2026/08/25 11:20

今日は、ちょっとだけ、作り手のぼやきです。

先日、Goldleaf bookmarkをバイヤーさんに見ていただく機会がありました。

とても美しい商品だと言っていただいた一方で、
「今は紙の本を読む人が少ないから、栞よりもアクセサリーにしたほうがいいのでは」
というお話がありました。

……なるほど。
確かに、そういう見方もあるよなぁと思います。

でも、帰ってから少しだけ落ち込みました。

というのも、この商品を「栞」にしたのには、ちゃんと理由があるからです。

栞には「道しるべ」という意味があります。

本の中で、今まで読んできた道を示してくれるもの。
そして、次に読む場所を教えてくれるもの。

そんな栞のように、
人生の道しるべや、羅針盤のような存在になれたら。

そんな想いを込めています。

使っているゴムの葉には「永久の幸せ」、
そして金には「永遠」という意味があります。

だからこそ、
「金の葉っぱが珍しいから栞にした」
というだけの商品ではありません。

もちろん、すべての人に必要とされる商品だとは思っていません。

紙の本を読む人も、きっとこれから少なくなっていくのかもしれない。

それでも、
本を開く時間を大切にしている人。
人生の節目に一冊の本を贈りたい人。
そして、この小さな葉に込めた意味を「いいな」と思ってくれる人。

そんな人のところに、この栞が届いたら嬉しい。

だから今日は、
「もっと売れる形に変えたほうがいいのかな」と少しだけ迷って、
少しだけ落ち込んで。

でも、やっぱり私は、
この葉っぱは「栞」であってほしいなと思っています。

作り手のこだわりって、
時々、世の中の流れと少しずれることがあります。

それでも、
「これが好き」と言ってくださる方に出会えるまで、
大切に作っていきたいと思います。